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3Dプリント・コンクリートによる複合モジュール構法

本研究は、コンクリート3Dプリントにおける以下の2つの重要な課題に取り組んでいます。
1. コンクリート3Dプリント建築に適した滑らかな双曲面の最適化システム
構造的、環境的、そして美的な価値を持つ双曲面構造は、非常に高い探求の価値があります。3Dプリント技術によって、複雑な構造を迅速に大量生産できるため、コンクリート3Dプリント建築は、従来の単一形態の建築に比べ、さらに多くの潜在価値を引き出すことができます。しかし、設計段階での曲面生成を最適化するシステムはほとんど存在していません。したがって、コンクリート3Dプリント建築の要求を満たす滑らかな双曲面の最適化システムの開発には大きな意義があります。
2. ユニット体の分割およびディテール形状の最適化
コンクリートプリンターは、一般的にプリントサイズが限られているため、ユニット方式による組み立てがほぼすべての建物サイズの要件を満たすことができます。しかし、ユニット体を合理的に分割する方法や、ユニット体のディテール(接続部分や軽量化トポロジーなど)を最適化することが、成功のための重要な要素となります。

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東京大学 大学院工学系研究科 建築学専攻​

建築情報学研究室

池田靖史研究室

yasushi[at]arch1.t.u-tokyo.ac.jp 

©2023 建築情報学研究室

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